【ゲリラ的セール】今、小売店で起きていること

毎日、毎日、値上げ、値上げのニュースばかりです。

特に10月は最大の値上げ品目数になるのではないかとの報道が繰り返されています。

消費者も今春以降、物価の高騰が余りにも急激で、収入が追い付かないのはもちろんのこと、心構えというか、感覚が追い付ていないように感じます。

そのような得体のしれない状態になると、フリーズしてしまいますから、消費が落ち込むのはやむを得ないのでしょう。

そうなりますと、消費者も自己防衛本能が高まってきますから、買い物に対する目つきが鋭くなってきて、必要なもの以外買わないという習慣が一般的になっているように感じます。

私も退職を控えて、消費には慎重になっていますが、これまで割高あるいは安くはないお店として立ち寄ることも無かったお店に変調が生じています。

「激安店に変わりました」という訳では無いのですが、「激安品も時々あります」というように、チラシにも載せない激安商品が店頭に並んでいる場面をよく見かけるようになりました。

私もトレジャーハンターのように、好奇心を持って、様々なお店に立ち寄るようにしていますが、特に季節替わり商品や旧パッケージ商品の値下げ幅が大きく、タイトルにありますように「ゲリラ的」に激安商品を目にします。

 

それから、ちょっと気になっているのは、PB商品とモロにバッティングする商品群です。

サニタリー商品はもちろんのこと、とりわけ食品ジャンルは商品サイクルも頻繁であるため、タイミングさえぴったり合えば、思わぬ値段で手に入ることもしばしばです。

 

このように、小売店サイドとしては、利益ももちろん重要ですが、資金繰り的な意味からも日銭を稼ぐ日販が必要であることから、なりふり構わなくなっているのでしょうね。

このような型落ちや期限間近な商品に対する、消費者の反応も変わってきていますので、いわゆるバッタ屋さんに回る商品数が少なくなっているように感じます。

 

最近お得だなと思った商品としては、生茶600ml3本で108円(税込)がありました。(期限は来春まででした)

1本36円ですから、マイボトルを持ち歩くよりお手軽です。

 

同じくコンビニでも同様なことが行われていますので、コンビニに行く際には強い自制心をもって、お得な商品を捜索してみてはいかがでしょうか。

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