【節約というイベント】もはや専守防衛ではない

毎日、毎日、うんざりするほど物価高騰のニュースばかり。

既に値上げのニュースは、季節行事になった感すら有ります。

マスコミやネットでも節約術に関するテーマが多数アップされていますが、どれも似たようなものばかりで、目新しいものは余り目にしません。

既に庶民の家庭では、できることは一通りやって、自分に出来そうな節約を収取選択したモードに切り替わっていることでしょう。

 

こうなってくると、もう節約自体を楽しもうという雰囲気も強く感じるようになりました。

特に買い物は、ミステリーツアーのように、お得な商品がないか探し回るトレジャーハンター化しているのではと思う程です。

 

私もご多聞に漏れず、様々な小売店に先入観なく、足を運ぶようになりました。

これまでなら、このようなお店には特売品は無いかな~ と思っていたようなお店でも目立たないように、ひっそりと特売コーナーが出来ていたりします。

やはり、商売の基本の一つは資金繰りですから、特に現金が重要度を増しています。

 

失われた30年と話題になることがありますが、そうではなく、これが平常化した世界なのです。

 

年寄りによる、年寄りのための、年寄りの経済

 

まるで、人口を意図的に減らして、わざと国力を削いでいる感すらあります。

しかも、明日より今日の生活感が前面に出ているため、長期的に俯瞰した設備や研究投資が出来ていないことは、そう遠くないうちに、更に実感することになるのではないかと危惧しています。

 

さて、難しい話はさておき、消費者側は「買わない」という選択肢がありますが、小売り側は「売らない」という選択肢が無いために、事実上、力関係がより鮮明となっています。

これまでの消費者の家計は専守防衛だったのが、あまりにも値上がりが急すぎて、守ってばかりではジリ貧になることを実感し、攻撃を辞さない防衛に切り替わりました。

それが、節約というイベントです。

私が以前から記事にしています、生活費の投資化節約というレジャーのことです。

 

我が家の2022年の生活費は、2021年より増加したと思っていましたが、何と、減少していました。

家内の報告によると、家族単位でのポイ活やコジ活による現金支出の減少が一番効果的だったそうです。

節約自体を楽しめるような買い物となるよう、意を新たにしました。

 

 

 

 

 

 

 

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