当初、昨春リタイアの予定でしたがいつの間にか、会社の大きな組織変更に巻き込まれ、一年延期になりました。
ただ、予定より一年働いた分、現金が増えた事と日本株高の恩恵をかなり受けたことから、リタイア後の資金計画を再試算してみましたら、ほぼ働かなくても何とかなることが判明しました。
主な収入は、株の配当と売却益になりますが、30年近く地道に年初来安値株を拾ってきた事がこのタイミングで助けられることになろうとは思ってもいませんでした。
とりわけ、銀行株や商社株の上がり方が尋常じゃない位になっています。
ただ、いずれかのタイミングで株高の調整が入ると思われますので、持ち続ける株といったん売却する株の仕分けに入ることとしました。
以前の記事で、果物狩りのように、出来るだけ多くの銘柄を保有し、25%以上の含み益になった株を必要に応じて、売却、利確、再投資という方法を取っていますが、全体としては元本の何倍にもなったものもかなりあり、売りにくい株が増えた感が有ります。
それと最も大きいのは、お金に関する意識の変化です。
特に支出については、価値と価格が見合うのかを厳しく吟味するクセが付いて、買う前に自然と頭を一捻りする習慣が付きました。
またサラリーマンの間にクレカ案件の取り組みなどを積極的にこなしていきたいと思います。
労働と勤労の違いを考えたことが有りますか?
調べてみましたら、こうありました。
「労働」と「勤労」のニュアンスの違いは大きい。
「労働」が働く者の主体的な意志と覚悟を感じさせるのに対して、
「勤労」は、雇用され使役される者の忠誠心をアピールしている。
言葉が違えばニュアンスが違うのはよくあることですので、ストンとお腹に落ち込みました。
そういう意味では、退職後「勤労」することはないかなと試算できています。
まあ、サラリーマンの実感としては、各種のアンケート集計結果を見ますと、
勤労=苦役 と考える人が多いでしょうから、それからの解放は何だか嬉しく感じます。
起業家は「労働」、サラリーマンは「勤労」とも言えるのでしょうね。