思わぬ流れで退職時期がズレてしまいましたが、来年春に退職する意思を固めました。
外堀を埋められている感は有りますが、これ以上、自分の時間を犠牲にすることは出来ないと強く思ったからです。
高齢の親もまだ健在とはいえ、明日が分からない年代ですから、出来るだけ側にいたいと思います。
多くの方もそのように感じられると思いますが、それを阻むのはやはり経済的な理由だと思います。
これまで、何度も何度も退職後のシミレーションを重ねてきて分かったことですが、現在の生活スタイルを維持する前提(明示か黙示かは別)で生活設計をしていることが上手くいかない理由の一つです。
現在の生活ランクを落としたくないのは、よく理解が出来ますし、男たるもの、家族に対して生活のダウンシフトは心理的に耐えられないのかもしれません。
そこで発想の転換が必要です。
お金は稼ぐ機会がありますが、時間は二度と戻りません。
同じく、体力も健康ではあっても、若い時と同じではないですから、やはり、私的にはお金より時間と体力を選択することとしました。
経済的には生活の最適化=ミニマム化を図りながらも、現在の生活ランクを別の形で維持することができるような工夫が必要です。
ここからはあくまで、純個人的な考え方ですが、消費は物に支払う場合とサービスに支払う2パターンです。
物については、買うか買わないか、買わなければならないか代替性があるのかなど、対策を立てやすいのですがサービスに支払う代金は、一捻りが必要です。
代表的なものとしては、リフォームや修理代があげられます。
部品代は大したことがないのに、作業費や諸経費がかなりの比率を占めています。
以前記事にしましたが、自家用車のバックモニターが曇って見えなくなったところ、ディーラーに相談した結果、モニターシステム自体の全交換が必要と、無碍にされたことがありました。
自分的には納得できなかったため、YouTubeを検索して、その曇り取りを自分で行ったところ、100円ショップの素材で新品同様にクリアになった経験が有ります。
このご時世、Youtubeなどのネットでセルフにての作業画像がたくさんありますから、自分で実施して経験値を積むというのも選択肢の一つです。
皆様の生活環境は様々だと思いますが、意外に無駄な支出が多いものです。
今一度、通帳を見ながら無駄な定期的な支払いがないのか確認してみることをお勧めいたします。