私の自宅近くにバッタ屋さんが複数有り、何か掘り出し物がないのか散策するのを楽しみの一つとしています。
ところがここ数カ月、「これ!」と言った商品に巡り合う機会が激減しました。
その反面、普通のスーパーで「おっ!」と言う商品を見つける機会が多くなりました。
テレビや雑誌などのマスコミでも「フードロス」にまつわる記事が増えたせいか、賞味期限間近どころか賞味期限切れの商品の購入にも抵抗感が無くなっているようにも感じます。
また、これまではネットショップで在庫処分、賞味期限間近などの商品をこっそり販売しているところがありましたが、こちらも最近では「訳あり」と称して、どうどうと販売されるようになってきました。
それだけ、財布のひもが固くなったせいなのでしょうけれども・・・
特に最近目に付くのはパッケージ変更による特売品です。
もう、お分かりでしょうか?
あのステルス値上げ商品の旧パッケージ品です。
としますと、旧パッケージ商品の方が容量が大きくなりますから、見かけましたら要チェックです。
ただ、こちらは例えば同じお店で新旧パッケージ品を並べることはありませんから、それを取り扱っていないスーパーや個人商店、バッタ屋さんで見かけることになります。
旧品を扱うことにも賞味期限切れ間近な商品も関係なく、様々な販路を確保してロスを減らすと同時に販促商品のようにしている感もありますが。
としますと、バッタ屋さんに入荷される目玉商品が先細りとなり、結果、普通のお店になり始めたのかなと思っています。
でも、それでは、バッタ屋さんの存在意義が薄れてしまいます。
バッタ屋さんは安く商品を仕入れるため、現金支払いが多いと聞きますので、結局資金繰りによって入荷商品に差が出てしまうのかもしれませんね。
はっきり言えるのは、小売業も規模の大小関係なく、サバイバル合戦が繰り広げられていますので、やはり、情報収集は今後、大きなポイントになってくるのでしょうね。