【価値と価格の乖離】誰もが悩むご時世

何度もシミュレーションした結果、節約と節制に勤しめば、何とか資産を取り崩さずに生活できそうだとの試算になっています。

これまで度々記事にしてきましたが、小売りやメーカーの販売促進策が活況で、思わぬ特需となっているジャンルも有ります。

例えば、日曜特売としてフルグラ750gが499円、アサヒ新製品のお茶の颯が49円で売り出されており、それを地域クーポンで支払えば更に3割引と、凄い価格となります。

 

家内とも退職後の話をしていますが、基本的には今の生活スタイルは変わらないだろうと考えているようです。

本当に無駄遣いしていないと思いますし、何と言っても社会人になった子供達が普段から節約を見て育って来たこともあり、特売品や値引き商品を自主的に買ってきてくれることも多くなりました。

もちろん、その都度、子供たちには現金で支払いますが、この感覚は結婚しても続いていくでしょうから、ちょっとした財産になったかもしれません。

最初は奨学金の返済が無いから、ある程度散財するのかと気にしていましたが、どうも杞憂だったようです。

 

現在の物価高はどこかのタイミングで調整が入るとは思いますが、どちらかというと高止まりになって行くのかなと感じています。

為替や原材料費の変動はあっても、人件費自体は右肩上がりとなっているからです。

 

私が注目しているのは、缶やペットボトル飲料の動向です。

5月からかなりの値上げとなりましたが、実際の店頭価格とでは大きな値段の乖離があり、そのギャップをどのように埋めていくのかに注目しています。

私は経済学者でもありませんし、経済学を専攻してもいないので、あくまでも消費者目線としての話ですので、あしからず。

 

まず、缶コーヒーが1本140円に値上げとなりましたが、実際問題としては、メーカーの自販機でしか通用しない価格ですよね。

コンビニでも140円はありますが、何だかんだポイント付与や期間限定キャンペーンで実質的にはそれ以下の価格で販売されています。

更にスーパーでは、保温保冷はしていないものの、ほぼ定価の半値程度で販売されており、価格差を大きく感じる商品群です。

価格差が大きいとスーパーとしては定価ベースとの値引き率の乖離を大きく宣伝できる反面、メーカーとしては量の納入ができますので、そんなに悪くはない話です。

また、工場の稼働率向上にも寄与しますし、最近は何といってもアウトレットが公認されてきていますから、期限間近どころか期限切れでも堂々と販売されていることも廃棄ロスを削減する手段となっているのではないでしょうか。

 

結局のところ、今すぐ、素早く缶コーヒーを飲みたい方が自販機で定価購入し、自宅用などはスーパーやディスカウントストアなどで購入するという、いわば

 

自販機は時間を買うマシン

 

と化していますから、結果的に住み分けができるんでしょうね。

最も、100円自販機も存続していくとは思いますが。

 

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