【新NISA】実はまだ始めていません

政府やマスコミ、証券会社に銀行、郵便局、生保などあらゆる業種と言っても良いほどの新NISAへの投資の宣伝合戦が続いています。

毎月、定額で安定的な投資は日本人に向いている手法だと思います。

以前、私も新NISAに参加はするものの、その購入代金はキャピタルゲインを主な原資にする予定と記事にしています。

 

ニュースでも取り上げられていますが、

 

株高と生活実感の乖離が大きい

 

という点がバブル入社組の私としては、とても気になっており、当時の同期や先輩方が派手に散財(株やゴルフ、リゾート会員権、車、マンション等)したあげく、バブル崩壊後、生活に困窮した状態を目の当たりにしてきたからです。

 

いつ終わるのかは分かりませんが、このような「宴」は、必ず終わりが来ますし、私が今でも頭に残っているのは、バブル時代に野村證券が派手に販売したこれです。

 

ノムラ日本株戦略ファンド(1兆円ファンド)

 

2000年2月に発売され、2003年には60%も下落するという、悪しき前例の事です。(興味のある方はこちらの記事まで)

 

“1兆円ファンド”は今どうなった? その変遷に見る日本の投信トレンド(2/3) | Finasee(フィナシー)

 

商品構成は異なっていますが、FIREブームという目から見ますと、一定額を取り崩していくという毎月分配型に類似しています。

その当時、1兆円という大きなクジラが日本の株式市場を席巻しましたが、今風に言えば日銀や年金機構が吸い上げた株と同様です。

 

もう、お気づきだとは思いますが、その当時にかなり似ているのです。

 

私は、バブルが弾けた後の日経平均が1万円を切った時に株を始めました。

その経験から、一旦大きな調整はどこかのタイミングで来るのだろう、恐らく5月ではないかと個人的には見ていて、その時に株を買えるよう、現金比率を上げています。

 

余りの下げ具合に狼狽売りをする機関や個人もいるでしょうから、そこを丁寧に拾っていく戦略です。

 

 

 

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