100株10万円未満の低位株に勢いが出てきました。
低位株だけあって、無配や評価損が出ている持ち株も未だにかなりありますが、ここ最近の株高で「卒業」する株が続出しています。
例えば昨日発表されたサマンサタバサがコナカに吸収されることになり、本日の市場はまだ開いていませんが、ある程度値上がりするのを期待しています。
サマンサタバサを最初に購入したのは、400円台でしたが、最近では90円台も普通に有りました。
それでも、インバウンド期待でナンピンを繰り返し、平均@100円程で保有を続けていました。
株取引の鉄則では、見切り1000両でしょうけれども、一昨年からの株高傾向に期待して、むしろ積み重ねてきました。
このように、親会社や同業者が不振企業を買収する環境が高くなっていると感じていたことから、ほぼ損切せずに保有していた銘柄が順次、買収やMBOなどでプラ転する株が相次いでいるのです。
もちろん、プロルート丸光のように純損失を被ったこともありましたが、全体ではレアケースになりましたので、それはそれと吹っ切れています。
バブル後最高値前でグズらせ、NISAを餌に国民を株に引き寄せるための方策と個人的には見ています。
としますと、市場が売りになる前に利確する踏ん切りが必要だと強く感じています。
まあ、バブル時代よりはインフレ化している訳ですから、株価が上がるのはごく自然の事で、その当時の物価との比較も必要になりますよね。
金利が復活してきた市場とのバランスが重要です。