【ふと思ったこと】公務員以上の会社員

普段仕事をしながら、少し感じていたことです。

成果を上げる から ミスをしない

にいつの間にか、トレンドが変わっていたのです。

もともと、私の勤務先はバリバリの営業会社ですから、数字に対する執着心のようなものが有りましたが、今ではそのような、ガメつい執着心が顔を潜め、ミスをしない、トラブルを起こさないことに全精力が傾けられるようになっているのです。

 

売り上げをこれまでのようなペースで増加させることは市場規模からして不可能な状態になっており、会社全体が保守化したことによる影響ではないかと感じています。

 

売り上げはすべてを癒す

 

という、時の経営者がいましたが、そのような時代は既に変化しており、勤務先はストックビジネスと化しています。

そうしますと、既存顧客の維持・継続が最優先課題となり、その結果、ミスをしない、トラブルを起こさないという、公務員的な発想となってきたのではと勝手に想像しています。

 

このようなストックビジネスは、業務がほぼ、ルーテイン化してきますので、社員がそれ程要らなくなり、その雰囲気を社員が感じ取り、超保守化してきたのではないか。

 

その結果、積極的に数字を取りに行く意欲ある社員が嫌気がさしてきて、退職が続いているのではないか。

 

と、このような仮説を立ててみました。

 

確かに、業務内容的にはルーテイン業務が主体なので、毎年同じことを毎年繰り返すという成果を実感しにくいことは事実です。

 

私が来春の退職を控えていることから、できるだけ、円滑な引継ぎをと考えていますが、上記のように、社員に活気が見られなくなったことから、一抹の不安を覚えるようになってきたのです。

 

退職する会社とはいえ、25年以上お世話になってきましたから、飛ぶ鳥後を濁さずの精神でいますが、何となく、すっきりした気分ではないのです。

 

先日、冬のボーナスが支給されましたが、早速退職する社員が出てきました。

年明けにも同様に退職する社員が出てくるものと思われますので、残った社員への負荷はかなりのものと思われます。

 

 

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