今年の福袋はどの百貨店で何時から並ぶのか、色々チラシを眺めながら思案しました。
その結果、例年どおりK百貨店に決め、当日朝8時から並びました。
到着時には既に総合食品福袋の行列が並んでおり、慌てていつもの入り口に向かいましたら、並んでいた方が何と!
「ゼロ!!!」
正面入り口にはそれなりに並んでいたようですが、それでもこれまでこの入口でゼロということはありませんでした。
9時頃になって、少しずつ並び始めましたが、それでも例年とは比べようも無い少なさです。
コロナ禍でもここまで少なかったことは無かったため、かなり驚きましたが、実はしばらく後に理由が判明したのです。
開店時間が繰り上がり、9時30分開店。
すぐさまいつもの紳士服売り場に行きましたところ、
今年は福袋はございません
と冷たい宣告が・・・
何のために並んでいたんだろうと、落胆してしまいました。
とはいえ、せっかく足を運びましたからせめて食品の福袋を購入しようと食品売り場に行きましたら、物凄い行列!!
特に揚げ餅のお店は整理しなければならない程の行列で、何事かと思う程でした。
案内係の方に様子を伺ったところ、
今年は特に食品売り場に並ぶ方が多いですね
とのことで、やはり生活防衛意識が前面に出た結果でしょうか。
私はと言いますと、総合食品福袋を4セットと今回大当たりだった、果物福袋を購入しました。
総合食品福袋は、例年スルーしていたのですが、チラシを見る限り昨年よりかなりお得感がありましたため、複数購入しました。
その中にはカタログギフトが入っており、内容的にも満足のいくものでした。
こちらは、来年も購入決定です。
一方、果物福袋は5400円でしたが、一箱4980円のあんぽ柿一箱、枯露柿一箱、マスクメロン、いちごパックと大満足でした。
内容的に誰が見ても大変お得でしたが、重量が重いため、年配の方は諦めていました。
あくまで私が目にした範囲内ですが、マスコミで報道されているような活気は感じられませんでした。
そのように感じましたのは、福袋を複数手にしている人がそれ程多くなかったことから、吟味したもののみ購入、あるいは今回は連休が短かったこともあり、レジャー感覚でのぞき見しているのかなという感じでした。
因みにレジも年末と同様、それ程の行列にはなっていませんでした。
もう10年以上前頃から、予約制の福袋が増えており、
福袋用の福袋製品
を販売しているだけで、特に驚きが無くなってきています。
あのアウトレットモールと同様の状況でしょうか。
いち消費者として、今回の初商いは消費を喚起するアイデアが絶対的に不足していると感じました。