女子会後に出勤しましたら、出席したメンバーが揃って、私のデスクまでお礼の挨拶に来ました。
その時は、さらりと普通に挨拶を交わしたのですが、その後、同僚や他の社員からはやっかみとも、羨ましいとも取れるような冷やかしを受けました。
まぁ、確かにこんなことがなければ、美人どころが揃って一緒に食事をすることもなかったでしょうから、最後にいい想い出が出来たかな程度には思ってはいましたが。
その後、やたら男女を問わず、2~3人のグループから飲み会に誘われるようになっています。
その中に以前記事にしました、あの「食い逃げ社員」達もいたのですが、今回は上司を連れて、飲みに誘いにきたのです。
明らかに、何かを意図している気まんまん。
私としては、関わりたくない人物ですので、上司を隠れ蓑に誘ってきたのでしょうが、
「プライベートで楽しく飲むお酒が好きなので、今回はお断りするよ」
と、はっきり断りました。
「遠慮するよ」ではなく、あえて「お断りする」としたところに、これまでと空気が変わっていることを察したようです。
それを見ていた周りの社員は苦笑いしており、一緒に連れてきた上司は立場が無かったと思いますが、その上司とは飲みに行ったことがないので、何のことか分からなかったはずです。
今後、被害者が出ないよう、くぎを刺す意味も込めてはいましたが。
その後、その上司から詰問されたことでしょう。
さて、ある飲み会に行った時のことです。
「(私が)退職するという『ガセネタ』が広がっていますけど、本当ですか?」
私的には本当だよと話しても、
「何言ってるんですか~、冗談ですよね~」
と軽くあしらわれてしまう状況。
ところが、ある社員が酔ったせいもあったのでしょうが、
「会社として既定の昇進ルートを変えて即戦力になる社員を役員にという話を耳にしています。」
私も、この話は耳にしていましたので、特に驚きは無かったのですが、
「いったん退職したうえで、役員になることから、〇〇さんがそのレールに乗っているんだろうというのが、もっぱらの噂です」
同席していた女子社員も
「え~!そういうことですか~!やっぱり、何だかいつもと違うと感じてました」
と。(でも何だか知っていたような素振りに感じましたが)
そうか!退職のタイミングが誤解のもとだったんだ!
と気が付きました。
でも、その後、続けて、
「役員が天下るようになってから、おかしくなってきたと皆、思ってます。」
「今の話は聞かなかったことにするよ。このような話は軽々しく話すものじゃないぞ」