【サラリーマンの落とし穴】機会損失③

(つづき)

「意識を変えるにしても、直ぐに社内環境が変わるとは思えないけど」

「そりゃ、そうさ、何年、このような環境で過ごしてきたの?」

「そうだよな、でも何とかしなきゃな」

「部下は上司に対して、文字通り最終的に責任を負ってくれる安全弁的に考えているのに、それとは逆で顧客以上にクレーマーになっているだろ。」

「そうそう、野球の解説者のように解説者席の安全地帯で、結果のみについて、『このボールを見逃すのはどうかな~』みたいに、批判的な意見が良く出てくるよね」

「そのとおり、社員は事実上、無過失責任を負わされているのが現実」

「組織的な問題であれば、個人で出来ることは無いんじゃないの?」

「あくまでも私の経験だけど、その組織に成功体験が無いからだと思う」

「ノルマが大きすぎて、数字を達成しても、満足感はまったく無いよな」

「その数字を達成しても、今度は事務処理に問題があるなど、会社からは他の面にケチをつけてくる」

「達成してもしなくても、社員の評価に連動していない以上、やったもん負けだ」

「数字を挙げた社員は評価されるんじゃないの?」

「何を寝ぼけたこと言ってるんだ。やった社員はやらない社員の穴埋め要員でしかなく、足して2で割る運用だから、達成しても満足感が無いのはそのせい」

「達成した社員は評価してると思うけど?」

「口先介入ばかりで、評価と収入が全く連動していない。しかも表評価と裏評価というのが現に存在しており、個人面談ではA評価と言ってながら、人事に提出する書類にはC評価ということが平気行われている」

「確かに、頑張って成果を出した部下には高評価で人事に提出しても、どこかでそれが歪んでいる」

「まあ、いずれにしても、社内の人間関係はただの利害関係でしかなく、表向きはともかく、現実的には常に攻撃される対象同士でしかない。」

「それは悲しいな~」

「だからこそ、社外の人間や価値観の合わない人間との接点を増やしていかないと、つまらない社内力学の中でしか生きていくことが出来なくなってくる、ゆでガエルという奴だ」

「価値観の違う人たちと出会うのは社外に求めるしかないから、ハードルが高いかな~」

「そんなことはない、社内にも社員からの評判は良くないのに常に実績を残す人物やクレームが多い顧客を引き継いだのに上手くこなしている人物、取引すらまともに出来なかった顧客を大口顧客に替えた人物など、幾らでもいるはずだ」

「確かに、そんな社員、いるよな」

「そう、社員の評判なんて、結局他人が上手く行ったことを良しとしない見識の狭い人間が悪口を広めているだけで、しかも他人の悪口を言うのは楽しいからね」

「でも、そんなこと言われる社員はたまらないね。」

「いや、意外に気にしていないはず。だって、悪口を言っている社員は自分の人生にとってマイナス人物だと自白してくれているんだから、そのような社員に時間や労力を割かなくて済むことが分かって、逆に助かっているはず」

「そんな考え方もあるんだ~」

「いずれにしても、同じ会社に長く勤めるメリットはほぼ無くなってきているから、新たな価値観を見出すために、積極的に地域参加やサークルなどに入ってみたらどう?」

 

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