【異なる社員像】サラリーマンかビジネスマンか

今回は私の備忘録としての記事になります。ご承知おきください。

 

勤務先も各種値上げの影響を受けていますが、何とか価格転嫁が進んでいます。

ただ、顧客がその値上げにいつまでも対応できるとは思えませんので、発想の転換が必要です。

上半期で年間予算を達成したのは、顧客とのコミュニケーションもさることながら、各部署の担当者ともコミュニケーションを円滑化し、より早く情報を仕入れて、より早く仕事を押さえて、より早く顧客に提案するというシンプルな行動を取ったからです。

各部署の担当者も自身の数字が有りますから、営業担当者を実際は序列化しています。

①深く考えずに見積を依頼してくる担当者

②比較提案しやすいように、複数の見積作成を依頼してくる担当者

③顧客の意向を伝えるだけの担当者

④他社からの見積を取得し、合わせるか下回る見積を依頼してくる担当者

⑤見積を作っても、そのまま引き出しの肥やしにする担当者

まだまだありますが、これらの社員は、見積を依頼する仕事をしているだけで、実際の受注率は低い傾向にあります。

そうなりますと、見積作成担当者も受注率で管理されていますので、成果に結びつかない担当者からの依頼はどうしても後回し、成果を出している担当者が優先されます。

あまり詳しくは書けませんが、ノルマ達成のためには、新年度スタートではなく、今年度分は上半期で終了、下半期から来期に向けての仕込み時期と先行するスケジューリングで私はこれまで取り組んできました。

これを達成するためには、社内の円滑なコミュニケーションが必要となりますし、顧客への提案力が大きくものを言ってきます。

あくまで私見ですが、

 

「サラリーマンかビジネスマンか」

 

の違いなのかなとバブル世代の私の思いです。

最近では、必要以上に働かないというアンチワークやグレート・レジグネーション(大量離職)という話題がニュースに出てきています。

 

日本に限らず、必要以上に働かないサラリーマンが増えて、成果を求めるビジネスマンが少なくなってきたのかなと個人的には思っています。

ただ、ビジネスマンは成果と共に、待遇も向上していきましたので、それが大きな向上心を育む理由の一つでした。

今では、成果と待遇が連動しなくなったことが、最大の理由と思っています。

 

私の勤務先でも業務の効率化という名のもとに、IT化を進めようとしていますが、仕事共に社員まで効率化しようとしているため、自分の守備範囲以外の仕事はしなく、いや、出来なくなってきているのです。

そうしますと、必然的に顧客に対しても効率化の基準で対応していくことになるため、決めた基準から外れる顧客とは契約解消か社内基準に合うように勧めているという状況になっています。

 

業務の効率化という永遠の命題はともかくとして、人の心まで効率化を求めてくるのは筋が違うと感じるのは、昭和世代だからでしょうか・・・

 

 

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