地方銀行で経験した寂しい実態

私の実家が築後50年近くになり、建て替えのため、地元の地方銀行に融資の相談に行った時の話です。

メガバンクも選択肢にありましたが、多少でも地元に貢献できるのではないかと地銀の窓口を訪れました。

基準金利が10年で約4%!という、信じられないような金利水準でしたが、取引状況や審査結果によって、優遇金利の適用があるという説明文はありました。

収入の証明や頭金として60%用意している、必要であれば住宅ローンと同額の定期預金を組んでもいい旨、預金通帳を添えて窓口で相談したところ、

 

「優遇金利は公務員か地元大手企業の社員のみでそれ以外は収入や資産に関係なく、基準金利となる」

 

旨、説明されました。

私から「建て替え後は転居する予定で、非居住ではないし、地元支店への転勤も考えている(会社には事前相談済)」旨の説明もしましたが、箸にも棒にも掛からないどころか、門前払いのような扱いでした。

相手も仕事で、マニュアル通りの対応なのでしょうから、怒る気にはなりませんでしたが、地方の実態を地銀を通して目の当たりにした初めての経験でした。

公務員や大手企業の社員以外は、このような高金利が適用されているようですから、経済規模に見合ったリスクの取り方になるのはやむを得ないのかもしれません。

その反面、地銀の凋落が激しいとよく記事に出てきますが、リスクを取る部分が違うのではないかとも感じました。

 

少し話題が逸れますが、私が住んでいた頃と大きく変わったと感じたのは、繁華街で繁盛しているお店が地元資本であるということです。

そうなってくると、地元に落ちるお金は人件費程度、つまり生活費程度でしかなく、とても生活レベルが上がってくるような状況ではありません。

地銀としては、地元への貸し出しで利益を上げることは困難なため、小口でも高金利で貸し出す商品を数でこなすという形態になるのも分かるような気がします。

因みに、地銀を責めているわけではなく、実際に感じた地方の状況を伝えたかっただけです。

それに一抹の寂しさを覚えました・・・

 

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