ウクライナショックで更に株価はしっかり下がっており、上がる要素が見当たらない所に醍醐味を感じています。
先日、私の銘柄選びの基準を記事にしましたが、総合利回りが5%以上になる銘柄が日に日に増えています。
私はこの下落局面では買いポジションですが、その購入代金は配当金やキャピタルゲイン、ヤフオクなどの不用品処分等から捻出し、基本的に給料やボーナスからは充当していません。
また、今の局面は企業の業績低下ではなく、市況の悪化と見ていますので、私としてはじっくり、長期保有株を購入するチャンスと考えています。
もちろん、既に含み損になっている株も有りますが、実は銘柄選びの基準にはもう一つありまして、それは株主優待が持株数によって、優待のランクが上がるものです。
それは単純に下落してもナンピンする動機になるからです。
それと、私の中長期保有銘柄の購入代金は「サンクコスト」的に考えており、基本放置します。
その中で、「中期」保有銘柄については、含み益が25%を超えるか、配当利回りが株主優待を含めた総利回りで5%を下回った場合は、損切りしない範囲で売却対象としています。
会社でも株の話題を聞くようになってきましたが、どうしても「上がった、下がった」という内容が中心です。
私が以前から株式投資をしていることを知っている同僚からは
「こんなに株が下がって、心配じゃない?」
と聞かれることも少なからずありますが、前述のように
『「サンクコスト」として割り切っているから余り気にしていないよ。」
と話すと決まって、
「いや、ここまで下がるとかなりヤバいと思ってるでしょ。かなり損してない?」
と聞かれます。それに対しては、
「株価が上がった、下がったではなく、株価が『動いてる』という捉え方だから、気にしないことは無いけど、もう慣れているね。しかも、手持ちの株の多くは、デイトレなどで稼いだお金を元にしているから、そういう意味では元手は全く棄損していない。仮に今の半値以下になってもトータルではプラスなんだ。」
「へえ~、そうなんだ。やっぱり長期的・継続的に続けるのがいいんだね」とある程度は理解して貰えているようです。
恐らく、このような話が出てくるのは、投資に慣れていないこともあるのかとは思いますが、「生活費または小遣い」の一部から投資しているため、「損」に対して過敏になってしまうことが理由と見ています。
私が同僚などに「投資を始める資金は、現在の生活レベルを下げないか許容できる節約で捻出した資金や不用品売却の資金等を投資資金に回すといいよ」と勧めているのは、生活費の棄損はダメージが大きいと考えているためです。
節約した資金や不用品売却代金は、本来無かった資金ですが、それが投資商品を購入することによって、資産に変わっていくので無理のない範囲で勧めています。