卒業後、ずっと就職していない友人から聞いた収入源

 

先日、学生時代の友人が久しぶりに上京するということで、昼食を共にしました。

その友人とは年賀状や友人の冠婚葬祭でつながりは持っており、会話の中で仕事の話になり、結論から言いますと、超長期在庫を見込んだ本のせどりをしているとのことでした。

その友人は現在地方の山間部に住んでおり、その住まいは倒産した小さな建設会社の社屋で、住居&事務所&倉庫になっているそうです。

結婚はしておらず、独身のままですが、対人関係で引きこもったことから、そこへ移住したそうです。

最初の頃は、賃貸で一軒家を借りており、畑も付いていたことから自給自足的な生活をしていたものの、やはり現金収入はある程度必要だとして、始めやすいせどりをスタートしたとのことでした。

せどりをするにも、ブックオフなどの古本屋も遠く、最初はヤフオクなどで一括販売されている古本を中身も確認せず、ロット購入し、それを細々とバラ売りしていたそうです。

時間と空き部屋があることから、ジャンルを問わず大量に安く、何でも購入し、バラ売りを続けていたところ、1円本でも数年程度で再販が無くなり、市場の消化が進み、普通に定価程度で販売できることに気が付いたそうです。

それを地道に実行していたところ、普通のサラリーマン以上の収入になり、現在に至るそうです。

 

今では、新本で突然品薄になった本にも手を広げているそうで、その予想が当たることが楽しみであると言っていました。

 

この話を聞いたときに、株式投資と同様、長期投資の感覚で個人ビジネスに取り組む必要性を改めて認識しました。

 

その友人に「稼いだお金は何に使っているのか」聞いたところ、全国の古本屋行脚しながら温泉旅館を泊まり歩いているそうで、普段の発送は地元の方にアルバイトで手伝ってもらっているとのことでした。

 

何とも羨ましく感じましたが、都内でやるにはコスト面で不利なので、同じことはできませんが、リタイア後の収入源確保の参考になりました。

 

プライバシーポリシー お問い合わせ