先日、会社で中堅クラスの女性社員(未婚)から、相談に乗って欲しいと受けた質問がこのタイトルです。
この話のきっかけは、私が長年持株会に入っており、現在の部署に異動直後から持株会への参加を呼び掛けていました。
その部署には今年で約7年目になりますが、私のアドバイスで直ぐに持株会に入った他の女性社員がこの数年で大きく持ち株が値上がりして資産を増やしていたためだそうです。
その流れで、資産形成の話になり、タイトルの流れになった訳です。
さて、そのタイトルへの回答ですが、ズバリ
「20代で3000万円貯めて、利息生活を目標にしていたから」
と答えました。
その当時、定額貯金や中長期社債などの金利が数%以上あり、3000万円あれば、金利収入だけで普通の生活ができると考えていたからと説明しました。
ある意味、現在のFIREを先取りしていたのかもしれません。
「20代で3000万円というのは無理でしょ!」という方もいらっしゃるとは思いますが、収入の最大限を毎月積み立て定額貯金とし、臨時収入などが有れば1000円単位でも定額貯金を作成していました。
当然、金利水準は先ほどの通りですから、始めた月からそれなりの利息が付いていました。
また、どうしても現金が必要な場合は、自動貸付を利用し、一時的にマイナス残高になっても、小銭レベルでも収入があれば、ATMで細かく入金し返済していました。
収入は、給料の他に朝は新聞配達、休日はパチンコ屋のバイトなどをして、収入の最大化を図っていました。
なぜ、新聞配達やパチンコ屋の店員だったかと言いますと、「時給が高かったから」の一言です。
ほとんど、睡眠時間は無かったのですが、やはり若さでしょうかね~。
今は、とても無理です!
その結果、20代途中で会社を退職したことから3000万円まではいきませんでしたが、7割以上は達成しました。
ただ、同時に金利もどんどん下がっていきましたので、利息生活は出来ませんでしたが。笑
不幸中の幸いは、その当時、一切、株やリゾート会員権、ゴルフ会員権などの投資を行っていなかったことです。
おかげで、全くの無傷でした。
その当時の預金が現在の生活レベルを維持できる基盤となっていることは事実です。
タイトルの質問をしてきた女性社員は、女性ならではの支出もあり、毎月貯金はしているものの、金額が低いため、大きな資産と言えるレベルにはなっていないとのことでした。
まだ実家住まいであることから、家賃や公共料金、食費を負担せずにいるため、現時点における経済的な問題はないが、いずれ、親元を離れる場面が出てくるため、それに備えたいという話をしていました。
この続きが、リアルで生々しい話でしたので、機会をみて記事にしてみます。