実は東京の物価は安いのです!

私は上京して既に30年以上が経ちますが、帰省した時や出張時に感じるのは

 

地方の方が物価が「かなり」高い!

 

ということです。

 

不思議に思うかもしれませんが、家賃はともかくとして、普段の食料品や生活雑貨に限れば、明らかに都内の方が安いのです。

更に言えば、医療施設や公共施設の充実度は23区内でもかなりの格差があります。

都内でも、どのエリアに住んでいるのかにもよりますが、私の住まいは新宿まで一本で数分の駅に住んでいますが、確実に安く感じます。

具体的には、例えば、牛乳1リットル150円、フルグラ800グラム520円、ペットボトルコーヒー1リットル82円(いずれも税込み)など、かなり格安です。(ポイント還元は考慮せず)

 

来春、地方からお子様を上京させる方がいらっしゃるのであれば、家賃もさることながら、実質的な生活費や食費を含めて考慮することをお勧めいたします。

 

実は、私もそれに気が付いたのが比較的早かったために、都心部に住みながらも貯蓄がはかどりました。

 

気が付いたきっかけは、お昼に定番の塩サバやサンマ定食(1000円程)をよく頼んでいたのですが、ある日、スーパーで塩サバが1枚98円で販売されているのに気が付き、かなりショックを覚えたことです。

その日以降、塩サバ定食どころか、そのお店に行くことも無くなり、回転重視の安いけれど量が食べられる、500円均一の居酒屋ランチに変更しました。

 

今と単純比較はできませんが、現在住んでいる地域の家賃が家内と二人で2LDKで14万円でした。

 

二人とも勤務先との通勤時間が短かく、終電も遅くまで(午前1時頃)動いていましたので、タクシーで帰ることはなく、しかも徒歩圏内でスーパーが7店舗もあり、スーパー間の価格競争が働いていたことも有り、食費については、大変助かっていました。

 

もちろん、例えば新宿から離れれば離れるほど、家賃は安くなると思うかもしれませんが、中央線には吉祥寺や三鷹、国立、立川など人気のスポットがあり、場所によっては都心部より家賃が高くなることもあります。

 

従いまして、家賃が安いからだけで選択すると思わぬ落とし穴があるのです。

特に駅からのバス便はかなり覚悟しておいた方がいいです。

家賃は安く済むかもしれませんが、バス代が高く、終発が早いので、トータルで考慮すると割高になります。

 

親御様からすれば、特にお子様が女の子の場合、セキュリティの高い物件を選択する傾向にあるかと思いますが、家賃だけでみると見誤る可能性が高いと思います。

 

必ず、周辺の店舗や駅からの道のりなどトータルで判断することをお勧めいたします。

 

不動産情報は、文字や画像で伝えるのがメインですので、イメージを膨らませやすい単語が散りばめられていますが、そのような物件は要注意です。

 

本当に人気に物件は、市場に出回る前に決まってしまうからです。

 

なぜ、人気なのか、なぜ、安いのか 必ず、理由を確認するのが肝要です。

 

 

 

 

 

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