【人手不足なのか人材不足なのか】サラリーマン化

私個人の考えですが、人手不足というより人材不足を強く感じます。

上も下もただのサラリーマン化したことによって、仕事がルーテイン化してしまい、つまらない毎日をただ、ひたすら積み重ねる日々になっているのではないか。

評価する側も評価される側も悪く言えば、予定調和になっていて、上昇志向ではなく、無難に過ごすことが大義になっている感を拭えません。

それに満足しない社員が、転職の道を選択しがちで、会社としては深刻な事態です。

とはいえ、会社自体も予定調和を求めており、威勢のいい、〇年計画などという画餅を錦の御旗に上げるしか選択肢がない悲しさもあります。

 

さて、私が退職を強く慰留されているのは、まさにそれが理由です。

批判を恐れずに言えば、失敗してはならないという強迫観念から来ているとみているのです。

何をもって失敗というのかは時と共に変わるのでしょうが、成長が鈍化してきた会社としては、マイナスは大きなインパクトがあるために避けられるのであれば避けたいと思うのは人情でしょう。

裏を返せば、上も下も失敗は避けなければならないという不文律がいつの間にかデフォルトになってしまい、新規事業への発想が封じられている、そんなイメージでしょうか。

 

さて、個人的には退職の意向は変わりません。

消去法での慰留を強く感じているからです。

むしろ、大胆に若返りを図り、役員がそれをバックアップすれば良いというのが私の考えです。

役員が安全地帯でポジショニングして、野球の解説者気取りでは現場は動きません。

リスクは役員が負うべきです。

 

ちょっと、愚痴っぽくなってしまいましたが、若手社員には奮起してもらいたいものです。

 

最後に、私の後悔としては、正直に言いますと、入社時から社長を目指すべきであったという事です。

そう考えることによって、行動や結果が変わってくるからです。

嫌な人間関係は避けられないでしょうが、転職する場合でも経営を念頭に置いている新入社員はまだまだ多くは無いでしょうから。

 

 

 

 

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