【物価上昇に対応できない】小売店で最近気づいたこと

来る日も来る日も値上がりのニュースには事欠きませんが、先日、帰宅時の21時頃、スーパーに立ち寄ったところ、ある変化に気が付きました。

総菜売り場でのことです。

この時間帯であれば概ね30%引き、閉店間近の22時30分頃には完売していましたが、30%引きの商品が山積みのままで、隙間が無いほどに残っていたのです。

最初はスーパー側で商品を作りすぎたのか、週末を控えて多めに作ったのかは分かりませんが、明らかに過剰な状態でした。

少し気になったので、しばらく売り場とレジを見ていましたら、総菜の山をのぞき込む人はそれなりにいるのですが、多くの客はそれをかごに入れていません。

レジに並んでいる客も同様で、かごの中に総菜が見当たらなかったのです。

そこである老夫婦が話していた会話が耳に入りました。

「並んでいる商品がいつも同じようなものだし、具材を少し変えただけで代わり映えしないね」と。

結局その老夫婦は総菜は買わずに、冷凍食品を購入していました。

確かに割引になった総菜は価格的には魅力ですが、調理の効率化のために同じような商品が並んでいるのは以前から気にはなっていました。

実は、私もスーパーでの総菜はほとんど買わなくなっています。

理由は味が濃いのと揚げ物や焼き物がほとんどで、コンビニ弁当よりは安いのですが、食材を購入して作ることに様々なメリットを感じているからです。

スーパー側も値ごろ感とボリューム感を強く意識しながら、営業努力を重ねているのは売り場を見てしっかり伝わってきますが、どうしてもロスや効率化とのバランスだけではなく、顧客層との「見えない会話」にミスマッチが生じてきているように感じます。

値上げが避けられないのであれば、同じ総菜でもより美味しく、価値観のある総菜を選んで、家庭では出せない味わいのあるメニューが必要なのではと、一人心の中で思いました。

 

さて、退職に向けて、心の準備は出来ていますが、どうも外堀を埋めようと思っていたのに、逆に外堀を埋められたような感が漂っています。

昨日も野球ファンの女子社員から日本シリーズのチケットが手に入ったから一緒に行かないかとか、別の日には役員出席の宴席に同席するよう声がかかるなど、明らかにこれまでとは異なる異様な雰囲気です。

断る理由が無いものについては、退職まであとわずかなので、出来るだけ付き合うようにしていますが、それでも強い違和感を感じざるを得ません。

勘弁してほしいものです( ^ω^)・・・

 

 

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