【庶民に美味しい儲け話は来ない】騙された方が悪い?

先日、親戚から

 

「〇〇投資を友人から紹介されたけど、大丈夫かな?」

 

との電話が有りました。

内容は、金の先物取引でしたが、即座に

 

「私なら、参加しない」

 

と答えました。

 

私は先物取引に詳しくは無いのですが、その情報源に問題が有ると判断したからです。

以前から、何かと「美味しい話」を持ち掛けてくるという方からの話で、決して、その方は裕福では有りません。

 

理屈の上で断るのは簡単なのですが、田舎だとそうはいかない人間関係の難しさが有ります。

過去にも、「新エネルギーを作ることに成功した、ついては設備投資費用として〇〇万円投資しないか」と持ち掛けて、見事、投資資金が雲散霧消の大損をしています。

 

本人からは断りますという話でしたが、本当に断り切れるのか心配しています。

 

最近でも投資資金を集めるだけ集めて、ドロンという詐欺話が報道されています。

 

どうしてこんな簡単に騙されるのだろうと、他人は思うのですが、田舎だとそのような人間関係の呪縛が有ることも一因だと思っています。

 

そもそもですが、庶民に美味しい話は絶対に来ないという事を肝に銘じる必要が有ります。

美味しいのは、投資した人ではなく、紹介した人=手数料商売=元締め、でしか有りません。

ネズミ講と同義です。

 

退職後に資産が目減りしていくのは、言葉に出来ない恐怖感が有ります。

以前、記事にしましたが、私自身が若い頃、夢を追いかけていて、無職となり、通帳残高が減っていく恐怖を味わっていたから言えることです。

 

その時の教訓として、

 

手持ち資産は取り崩さずに、生活費を何とかねん出する

 

ということが、最も効果的な心理的安定性を得られると実感したからです。

 

そのため、生活をスリムにして、支出の最適化を図りつつ、生きていくだけの生活ではなく、活きていく生活にしていきたいという思いが有ります。

 

ポイ活やコジ活に精を出すのも、その辺りに理由が有るのです。

 

何度か記事にしていますが、昨今の物価高と実質賃金減少は恐らく、これからも続いていくものと思っています。

仮に、実質賃金が上がったとしても、現状のような将来不安を経験した消費者からすると貯蓄性向がより強くなっており、デフレマインドは解消されないと見ています。

 

 

 

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