何処に行っても、お米が見当たりません。
私的には、お米は日ごろから備蓄米としての位置づけで考えていましたので、常に3ヶ月相当の在庫を持つようにしています。
お米不足に関するニュースが多数出ていますが、平成の米騒動と同様の動きになっています。
家庭内備蓄に今回、相当数が積み上げられたことから、新米が潤沢に出回る頃でも、まだお米の消化が進んでおらず、値段が下がってくるのではないかと予想しています。
昨日このニュースで、JAの方が「5kg3000円に上がってもお茶碗一杯39円」との発言がありました。
新米はその位の相場を見込んだ戦略が進められていると理解しました。
結局のところ、値段が上がると他の代替食の比重が高まってきますから、値付けの絶妙なかじ取りが必要になるでしょうね、。
私の記憶では、平成の米騒動の時は次の流れでした。
米不足 ⇒ 新米価格上昇 ⇒ パンなどへの移行 ⇒ お米離れが進む ⇒
古米の大量出現 ⇒ 新米価格下落
その時に、主食はお米以外にもあるんだとの認識が進んだことから、更にお米の消費量減の傾向になったと、その当時、報道されていたのを覚えています。
また、パンやパスタなどの小麦粉系も値上がりしていますが、メインはお米としながらも、麺類を増やす対応が広がったそうです。
まあ、このような状況は誰かが意図をもって引き起こすものですから、冷静な対応が肝要ですね。