前回の記事をどのようにお感じになりましたでしょうか。
既にお気づきの方もいらっしゃるかと思います。
この記事には伏線がありまして、雑談してきた若手社員の考え方が余りにも「古風」で強い危機感を覚えたからです。
端的に言いますと、
「どこの派閥に属した方がいいのか?」
と、真面目に聞いて来たのです。
話の流れから、恐らく「営業」してきた感じでしたが、それを断ち切る意味で強めの表現を一般論として「雑談」しました。
それが、昨日の記事です。
私的には、今風にネットで調べて結果だけ求めるような、ぶら下がり社員になりそうだと強く感じたのです。
この話を社会人になった子供に話してみたら、
「うちの会社にもいるよ。でも、会社で色々学習して、起業したいと考えている社員の話も聞いたことがある。」
丁度、今は大きな地殻変動の時代に入っており、しかもスピードが格段に違います。
「自分以外の他人との繋がりが大事だ」
ということを否定するつもりはありません。
ただ、その「他人」も余力が無くなってきています。
「一匹狼が絶対だ」とも言いません。
これからの時代、退職後も含めて、まずは自立できる自分を確立し、併せて社会や人と繋がっていく、このように考えています。
堅い話になってしまいましたが、やはり何といっても「経済的自立」が最優先でそれが達成できない場合、軽重はともかく他人への依存が避けられません。(ここでは社会福祉の話は含んでいません)
私を含め、「親のすね」が以前より細ってきている実態から、子どもには一日も早く経済的自立を図れるよう、促していきたいと考えています。
退職後の大きな仕事の一つです。