末っ子が予想に反し、大学に行くと宣言してきました。
受験料は既に自分でバイト代から支払ったとのこと。
「入学金だけ出して貰えないか、授業料はバイト代で払うから」と。
既に高校からの推薦を貰っているので、ほぼ合格するとは思いますが、本当に突然でした。
私からは「他の子と同様、入学金と授業料は出すからそれ以外は自分で賄いなさい。」と話したところ、「いや、授業料は出す」と言ってきたのですが、
「授業料を支払うためにバイト時間が長くなってしまう。そのバイト代や時間を他の有意義な時間に使いなさい。」
と話して、その方向で行くこととしました。
上の子が授業料全額免除になったことや末っ子の分の学資保険も満額残っているため、4年間の学費は全く問題ありません。
それよりも、高卒で一旦社会に出て、やっぱり大学に行きたいと言ってくるだろうと予想していたので、本当に想定外でした。
私としては、大学の4年間は大人になるモラトリアム期間と考えており、そこで学区から離れた同級生や仲間との接点を持つのはメリットが大きいと考えていますので、正直ホッとしました。
また、奨学金の話も出ましたが、卒業後、借金を背負うハンデは想像以上ですから、その借り入れもしないこととしました。
本当は借りてもいいのですが、別途保証人が求められることから、他人を巻き込みたくないという思いの方が強いのが本音です。
いずれにしても、親に頼ることなく自分で色々トライする姿勢には満足しています。
先日、記事にしましたように、バブル時代に蓄えた資金がこんなに有効で効果的なのは、本当に想定外でした。
私の実家は貧しかったので、高校も大学も自分でバイトしながら授業料等を全て支払ってきました。
その時の苦労を経て、社会人になったため、贅沢な生活が馴染まなかったんだろうと思います。
ただ、子供たちには、学生時代の貴重な期間に様々な経験をして貰いたいため、学費は私が何とかすると独身時代から決めていました。
子供が何人であろうとも。