出席者の名前を聞いたら、現部署に加えて、受付、総務と普段接点の無い部署の面子でした。しかも、そのメンバーが仲がいいとは聞いたことが有りません。
もう、こうなってくると可笑しいと気が付きます。
私の返事は、
「乾杯だけだからね」
と、声をかけてきた社員の立場を忖度しました。
そうすると満面の笑みを浮かべて、「やったー!」と素直な嬉しさよりも、目的を達成した時の嬉しさを感じ取りました。
あの、人事担当役員のように・・・
当然、その女子社員が自主的ではないこと位、いくら鈍感でも気が付きます。
結局、怖いもの見たさで、参加することにしてみました。
因みに、慰留工作の可能性も有るかもと少し頭をよぎりましたので、言質を取られないよう、気を付けていきますが、会社の責任者には以前から記事にしていますように、少なくとも私的には全く魅力が有りません。
単なる営業会社ですから、数字が全てです。
これまで私の複数の上司が、その数字に押し潰されてきたことを目の当たりにしてきましたし、役員になっても数字が行かなければ、一年目だろうが直ぐに解任されていました。
私的には、そんな生殺与奪を他人に握られらた人生は送りたくないというのがリタイアの大きな理由の一つですし、何といっても健康寿命とのバランスを考えると、自分がしたいことを元気な内に自由に取り組みたいという立場からは、今後も現在の勤務先に勤める選択肢はありません。
「昇進のチャンス!」と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、前述のように魅力を感じていませんし、人を育てる時間が考慮されない組織を運営するのは並大抵のことではありません。
さて、指定の会場は、おしゃれなレストランで、とてもおじさんが行くところではありませんでした。
強いて言えば、ダンディーな親父が愛人でも連れてくるような雰囲気でしょうか。
席に着いたら早速、乾杯が始まり、グラスワインを飲み干すと、やたらお代りを勧めてきます。
たわいもない話をして、3杯目のワインを飲み干した時、
「あらかじめ言っていたようにこの後、先約があるから、そろそろお暇するよ。」
と答えたところ、
「お料理もこれからですから、そうおっしゃらずに。」
と中々帰してくれそうにありません。
無いとは思いますが、万が一の万が一に備えて、セクハラで訴えられないように、緊張して飲んでいましたから酔えるはずもありませんでしたが( ^ω^)・・・。