資産運用益だけでは生活費を賄うことが難しいため、労働収入を併用することによって、それを賄う「サイドFIRE」が現実的であると私も思っています。
ところが、退職後の日常が、手段はともかく、生活費を稼ぐことに多くの時間を割かれてしまっては、本末転倒ではないかとの思いが当初から交錯していました。
それを何とか解決できないかをここ数年、真剣に考えてきた結果が、先日記事にしました生活費を稼ぐこと自体のレジャー化です。
当然、サラリーマン時代のように他人にお仕着せられるノルマではなく、文字通りの「努力義務」程度の数値目標を立てて、それをかっこよく、マルチタスク的にクリアしていく、そんなイメージです。
サラリーマン時代は、「給料のみ」のシングルタスクでしたが、それを資産運用やポイ活、コジ活、懸賞などの非労働収入(他人に雇われないという意味)で賄うこととし、それを楽しみながら取り組んでいくというスタイルを理想としています。
これが出来るのではという感触を持てるようになったのは、現有資産を取り崩さなくても最低限の生活費は賄えそうな試算結果になったからです。
或る方のブログ記事にありましたが、資産規模も大事だけれど、日々のキャッシュフローが途切れないようにすれば、資産規模は絶対的なものではないとのことでした。
それは、私も全く同意で、私的には、現有資産は「心の拠り所」という位置づけで、リスク回避または軽減化する最大の資源と考えています。
米国株への投資が王道ということがよく喧伝されていますが、投資だけで退職後の生活費を賄うことはサラリーだけでは、非現実的だと思います。
やはり、資産形成と同時に収入源の多角化を図ることが最も重要ではないでしょうか。
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