先日記事にしていました３年振りの銀座ライオンビアホールの日を近しい同僚と一緒に楽しんできました。
やはり、お昼時なのに開店前から並んでおり、
「本日は２時間制とさせていただきます！」
と機先を制される形で時間制限が設けられました。
まあ、それでも大変久しぶりですから、楽しむことにしました。
３人のメンバーは、部署が別々で普段顔を合わせる機会はなかなか無いので、近況報告が中心となりました。
その一人から
「税務署から電話や書面で納税の督促が引っ切り無しに来ている」
との話が真っ先に出てきました。
現時点でもまだ納税を済ませていないそうで、出来るだけ早く処理した方がいいんじゃないかと勧めても「先立つものがない」ということで、時間だけが経過しいるとのことでした。
その同僚は不動産投資でＦＩＲＥを目指しており、結構積極的な投資姿勢でした。
投資物件はアパートが中心で、現時点で満室だけど、リフォーム費用がかさんでしまい、ローンやリフォーム費用よりも収入が下回ってしまい、毎月足が出ているとのことでした。
そして、「ＦＩＲＥに失敗したな」との一言が出てきました。
本人曰く、計算上、あと20年以上は資金繰りに追われる状況が続き、新たなアパート購入についてもスルガ銀行事件の影響で融資姿勢が固くなっており、追加購入もできない状況とのことでした。
その同僚がアパート投資を始める時点で、私から「キャッシュフローが軌道に乗るまでは会社は辞めない方がいい。」と一言添えていたのが効いていたようで、「会社を辞めなくて本当に良かった」と実感を込めて話していました。
当然、アパートローンや自宅ローンの返済が最優先となるため、それ以外の支出は後回しにせざるを得ず、現時点で生活に影響は出ていないものの、会社の状況も有り、先行きが不安になってきたそうです。
私から「満室なら、手放すことも一計じゃないの？」と聞いてみたら、
「もちろん、それも考えたけど、金融機関の融資姿勢が厳しく元値以上で転売できず、まだローン残高も大きいため、手放そうにも手放せない状況・・・」とのこと。
また、「○○さん（私）がキャッシュフローで見たら、換金の機動性がある株の方がいいよと言ってたことを今、実感しているよ。」としみじみと話していました。
「生活に困窮するレベルではないけど、子どもが大きくなって、教育費がかさんでくるようになると支出の構成が変わってくるだろうし、将来の給料だって、上がっていくことは期待できないから、家内と真剣にプランを練っているところ。」
とまだ、前向きな姿勢に一安心しました。
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