予定通り、人事担当者と担当役員の3人で打ち合わせをしました。
親の介護を理由として退職届を出しており、また、私の実家は現勤務先から通える距離にはありませんので、苦渋の選択として説明しました。
私としては、恒常的に退職者が発生している会社ですし、社員同士が決して仲がいい社風ではありませんから、打ち合わせはパフォーマンスと考えていましたが、異動&昇格という訳の分からないことが発生しましたので、その点については興味が有りました。
そこで、その点を確認したところ、簡潔に説明すると次の通りでした。
①私の定年退職を前提に組織力の構成を考えていた。
②退職者が多く、戦力がどの部署も相当大幅にダウンしている。
③異動は同じ勤務地では、退職を交渉材料にしたと思われてやりづらいだろうと考えた
④昇格は移動先での立場を考慮しつつも、定年まで現場を指揮してもらいたい
こんな感じでした。
全体的には慰留するという形ですが、皆様、この話はいかがですか?
私的には、「今さら」の一言です。
ただ、この席であーだこーだ言っても疲れるだけですので、「お世話になりました」で通したのですが、
「今日打ち合わせたばかりだから、退職届は受理せず、預かっておくよ」
と一方的に打ち合わせが終了となりました。
正直なところ、文字通り、「有難迷惑」以外の何物でもなく、退職の意思は変わりません。
また、感じたのは年齢的に定年までいるだろうとの皮算用から年収を抑えつつ、最後まで使い倒してやろうという雰囲気バンバンでしたし、万が一、残ったとしても会社と交渉したという印象は払しょくできないため、やっぱり退職の意向は変わりません。
でも退職届だけは、人事に廻りましたので、あとは淡々とスケジュールを消化していくだけです。
私的には、来年あたりに事実上の吸収合併となり、社員の待遇が大幅に悪化するだろうと見込んでいることも退職の理由の一つです。
吸収する側の給与水準が低く、同業他社の合併状況を見てみると、やはり、低い方に合わせられて、その時に
大量の社員が退職⇒ 同業他社へ転職⇒ 業界としての年収が低下
を目の当たりにしてきましたので。
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