私が担当している大口の顧客がおり、組織再編に当たって、担当者が代わる予定です。
しかしながら、粗利が低く、計算上では社内基準に適合しません。
私からは、現時点での判断で将来の可能性を摘み取ることは好ましくないのではないかと取引継続を推してきました。
ところが、責任者は不採算の取引先を切ることによって、結果的に全体の利益率が上がることを理由として、解約の方向性で進めていました。(減収増益程度の感覚)
先日の記事でも触れましたが、私が本社にいた経験から、見かけの数値をいじったところで、実態がマイナスになるのは決してプラスにならないと進言してきましたが、解約の方向性で進めていくと責任者が本日の午前中に本部に申請したのです。
その舌の根も乾かないうちに、本部からは否定的な連絡が入り、責任者の俯瞰力の低さが露呈し、他の社員にも知れ渡ることになりました。
それを受け、責任者は「敵前逃亡」し始め、顧客との関係性の改善に乗り出すよう、「指示」を出しただけで、他の社員はあっけに取られたのです。
もちろん、取引関係が悪化したのではなく、「数字だけ」を見ていた責任者に起因するところであり、「責任者」が「無責任者」であることが図らずも知れ渡ることになりました。
いわゆる「ヒラメ社員」の典型の責任者ですから、部下のことは全く念頭にありません。
「大口の取引先が減ることによって、割当て予算も減ることになる」と公言するほどの「お花畑」状態。
これで、今期の予算未達も確定したも同然です。
寂しいことですが、責任者になってはいけない人物の犠牲になる社員が後を絶ちません。
アメリカで大量の「失業者ではない退職者」が発生しており、社会的問題になっています。
我が国においても「アメリカと同様」の雇用のミスマッチがそう遠くないうちに、顕在化してくると見ています。
「いつでも、どこでも、いくらでも」社員を採用できる環境が変わったことを理解していない企業は危ういのではないかと危惧したので、記事にしてみました。
今日の無料ゲット分は次の通りです。
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