これまでと違う物価高。

様々なジャンルで値上げが相次いでいますが、これまでと違うのは「ステルス値上げ」から、「しっかり値上げ」に変わったことです。

ニュースを見る限り、10%~20%台の値上げ幅が目立つように感じますが、今回の値上げに違和感があるのは、今後も値上がりが続いて行くと示唆していると感じることです。

最初の上げ幅が30%とか40%では、次に上げるタイミングが難しくなることから、手駒を残しておくための上げ幅と見ています。

物価の先高感の一方、給料はスライドして上がりませんから、多くの家庭でエンゲル係数が上昇すると思われます。

食費はほぼ義務的経費の固定費ですから、節約するにしても限界が有ります。

生活費の固定費としては、家賃や住宅ローン、公共料金に租税公課、学費に食費と節約で乗り越えるにはかなり困難な費用です。

物価高に給料増は追い付きませんから、生活をダウンサイジングするしか無くなります。

現状維持に執着していては、全てを失ってしまうリスクが有ります。

もちろん、収入アップが最も最適な解決方法ですが、速効性が高く、継続性のある方法はそうそう有りません。

FIRE本にアメリカのETFなどが紹介されていますが、これを機会に始めた方は今の値下がり(恐らく本人は暴落と感じているかと思います)は恐怖以外の何物でもないと感じているのではないでしょうか。

ただ、そこは値下がりしたら安く買える機会が出来たと割り切るしかないですし、自然災害や疫病のようなものではなく、ウクライナ紛争は人が起こした案件ですから、いずれ「人為的に」終わりがやってきます。

それがいつなのかは分かりませんが、マスコミの報道を見ていますと「金の切れ目が縁の切れ目」的に何となく終息に向かっているように感じます。

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