退職後の資金計画に年金は含めないこととしました

理由はとても単純で、「当てにしているけど、当てにできない」からです。

どう考えても、今後、年金は減ることはあっても、増えることは無いのですから、それを年金定期便の数字を鵜呑みにして、実際に支給される時に大幅に減額されているのは、やっぱりショックでしょう~し!

そのような訳で、「年金は小遣い」と割り切ることにしました。

今のコロナ禍を考えると年金が支給される頃まで生きているのか不確定要素が高くなったと感じたことも理由の一つです。

 

もしかしたら、国もそのような考え方に誘導しようとしているのかもしれませんね。

また、このタイミングで45歳定年制の話が出てくるのも、うっかりではなく、実はしっかり計算された発言だったと私は思っています。

 

今回の45歳定年制の話が大きなきっかけになって、FIREを目指す若者が大量に出てくると思いますが、決して運用益だけで生活費を賄うのではなく、あくまで運用益+バイト+複業が主流になるのではないかと見ています。

 

そうすると、華美な生活スタイルは余り好まれず、「身の丈に合った生活」が基本になり、更に余分な消費意欲が低下していくことになりますから、国民の経済格差は拡大する一方になるのでしょうか。

ただ、これまでの経済格差と異なるのは、一億総中流と言われていた過去の遺物との比較ではなく、自分自身の幸せという絶対評価となるでしょうから、他人の目を気にしない人が増えるのでしょうね。

 

横道に逸れてしまいましたが、年金制度自体は崩壊しないまでも、受給者の立場は年々悪くなっていきますから、それに備えておきなさいよという2000万円問題と同じです。

 

45歳定年制の最大の目的は、人件費の流動性を高めるところにありますから、長く勤めることを前提とする人生設計は、かなりリスクが高い状況に既になっていることに、いち早く気が付き、最終的には「サラリーマンもやっている」というスタイルを取っているサラリーマンが最も生き残るのではないかと妄想しています。

プライバシーポリシー お問い合わせ