十分な資産を築きあげて、その運用益で生活していく純粋なFIREならともかく、多くの方は、配当金だけでなく、アルバイトなどの労働収入を併用するサイドFIREを選択されるのだと思います。
私もサイドFIREになるのかなと考えていますが、FIREの予行演習に際して感じたことの一つに、「何もしない自由」があると同時に、「何の収入も無い不安感」を覚えたことです。
支出のコントロールは無意識化するところですが、まったく支出をゼロにすることはできないので、その最適化の幅が各個人のスタンスの違いかなと思います。
さて、タイトルにありますように、毎月いくら稼がなければならないのかによって、サイドFIREか脱サラかに違いが出てくるのではないかと考えました。
予行演習時に私にとっては「何もしない自由」が苦痛であることが判明しましたので、平常時は収入を伴う、あるいはポイ活やコジ活で生活費の足しにする行動を日々取ることになるのだろうと予想しています。
私なりにイメージでシミレーションした結果、次のようになるのだろうと判断しました。
1) 毎月の基本生活費(公共料金・食費等含む) 150,000円
配当等の現金収入 100,000円
⇒基本的に金融資産の運用で賄う
⇒実はこの額であれば、既に到達済み
2) 固定資産税等や住宅ローン、自動車税、車検、保険
1年間分を月割りにすると約15万円
⇒この分は、例年デイトレで稼ぎ出しています。
1と2の合計で毎月30万円が固定費となっていますが、全て資産運用で賄ってい
ますので、給料のほとんどは子どもの学費と家族の生保代になっています。
としますと、FIRE後は社会保険料や住民税、年金が大きな支出となる一方、子ど
もたちの大学卒業が進んでくるとその分が浮いてきますので、支出の絶対額とし
てはそれほど変わらないのかなとのイメージです。
従いまして、私的には
必要生活費全体の半分以上も資産運用で賄えないのであれば脱サラ
必要生活費全体の半分以上を資産運用で賄えるのであればサイドFIRE
かなとイメージしています。
毎月の生活費を何らかの手段で軽減することができれば、その分は繰越金として
累積させておき、イレギュラーな支出に備えるのがベストとしてシミレーション
しています。