先日、自営業の知人とランチしてた時にサラリーマンの給料が上がらない話をしていたところ、驚愕の事実が判明しました。
その知人いわく、
サラリーマンの給料自体が厚生年金、バイトや契約社員の給料は国民年金だからだよ。
最初何を言ってるのか分からなかったのですが、要は年金を誰から貰うのかの違いしかないとのこと。
それでも分からないので、更に突っ込んでみました。
「サラリーマンは労働の対価として給料を貰っているから、年金とは違うのでは?」
「でも、生活していくだけでカツカツでしょ?」
「その通りだが、だからと言って年金と同じではないのでは?」
「貯金もろくに出来ず、生きていくだけ精一杯な給料でしょ。それどころか、その生きていくだけの給料すら稼げていないサラリーマンも多数いるし。」
「その給料から生活費に加え、しっかり貯金しているサラリーマンもいるぞ」
「そのわずかな貯金も将来の不安に怯えて貯えるだけで、結局、その貯金も将来の生活費に消えるのが落ちなのでは?」
「・・・」
「結局、何が言いたいのかというと、社会全体が伸びている時は、社員も企業も一緒に伸びていったが、今では企業は社員が生きていくだけ、いや、それすら出さないから副業の話が出てくる。また、給料は人件費を抑制する方向にバイアスがかかっている。」
「少子化が進行している社会だから、将来の最低限の人員確保のために、若い社員の給料を増やして、喜ばせておいて、その一方、結婚したり、住宅ローンを組んだりするような社員は辞めないだろうから、人件費の伸びを抑えるどころか、下げてきているのが現実では?詰まる所、安く長く社員を使っていくという方向で進んでいる」
「企業としては、年金のように労働との対価性の無いような支給方法ではさすがにまずいから、労働との対価性があると錯覚させたうえで、年金とあまり変わらない生活給のみを支給していると思っている。」
「その証拠に年金を支給する法人優遇、年金を受給するサラリーマン冷遇になるのは必然。」
このようなやり取りがあり、何となく理解ができました。
皆さんは、この話、どのように感じましたでしょうか?