またまた脱落者発生!

毎年の目標が無理ゲーで、実際ここ数年、目標未達が続いています。

見せしめに前の責任者が子会社に飛ばされましたが、新責任者の下でもやはり、未達。

今年度は目標達成の可能性は「ゼロ」ではない程度までの期待値のようですが、実際のところはやはり不透明。

そんな最中、既にここひと月足らずの間に複数の脱落者が発生。

また、例年ボーナス支給後に退職申し出が増える傾向があり、今年もそれが続きそうな雰囲気。

結果、社員の社歴が数年以下という構成になり、頭数は何とかいるものの、戦力ダウンの状態が継続しています。

会社としては、社員の若返り=平均賃金の低下でコスト面はプラスになりますが、現場の責任者はどういう環境であれ、目標を上回る達成をしてはじめて「ゼロ評価」にしかならず、責任者を目指すメリットがほとんどないため、管理職希望者が少ないのが社員アンケートから判明しています。

会社の方針としては、顧客を依存症にさせて選択の余地を与えないという方向性に誘導しており、良心のある社員は居心地が悪い(=数字が上がらない)状況。

また、営業活動に甚大な支障が出るほどの事務処理が毎月の様に増加しているため、数字が行かないのは必然。

 

結局原因は、各部門が自己最適だけを求めて、現場に押し付けてくるという方針にあります。

その結果、社員は事実上、「無過失責任」を問われることになり、何もしない社員が最も評価が高く、仕事のできない社員が残業を多く重ねて、管理職より高給取りになってしまうといういびつな環境が何十年も続いています。

会社が第三者の軍門に下ってからは、社員に対する配慮は事実上破棄され、社会主義国家の様に決められた数字をどんな手段を使ってでも達成しなければならない状況に追い詰められています。

一言、「目的のためには手段を選ばず」となっており、決して、「目的は手段を正当化せず」では無いということです。

 

 

 

 

 

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