昨日、FIREを知らない知人から「若いうちにしっかり稼いで貯めて、早期にリタイアしたという人の特集が放送されていたよ」と聞かされまして、早速、家に帰って録画機能にて番組を視聴しました。
内容は、FIREとは何かから始まって、あの穂高さんが顔ぼかしで出演しており、自由気ままに好きなことを好きな時に行動ができる、資金はとにかく支出の最適化にて収入の多くを投資に回したという旨の内容でした。
また、ご夫婦でFIREを目指しているカップルや不動産投資にてFIREを目指している奥様も出演していました。（あえてコメントはしませんが・・・）
かなり端折った内容でしたが、地上波キー局で放送されたことをきっかけに、今後ムーブメントが起きるのでしょうか⁉
次第にFIREが認知されていく方向性に進むと思っていますが、本人の頑張りと成果と報酬が見合わず、働くことへの意欲が相当棄損しているのではないかと個人的には危惧をしています。
昨日のブログでも書きましたが、結果が見えづらい中で働いていくのはモチベーションの維持が難しいでしょうし、何とか昇給してもそのアップ分が税金や物価上昇に追い付いていないため、働けど豊かになれずという状況です。
それであれば、FIREは十分合理性があると納得できます。
実は私（50代）も20代の頃、3000万円貯めて、「預金利息」で生活費を賄いたいと考えていました。（当時８％は普通にあり、キャンペーン金利はもっとありました。）
そのため、預貯金の運用益に加え、朝は新聞配達、昼は会社勤め、夜は居酒屋でバイト、休日はパチンコ屋の店員とほぼ休みなく働き、目標金額を27歳で達成しました。（今ではとても体力が持ちませんが）
ただ、その後金利が一気に低下していったことから、預金利息で生活費を賄うことはできませんでしたが・・・
その当時、株や債券、ゴルフやリゾート会員権等には一切投資していなかったのが幸いでした。
今考えてみますとその当時、社会人への違和感を覚えたことがきっかけで、利息生活を計画していたのですから、FIRE的な考え方はあったのだな~と思います。
